焼却場のオーバーホールOverhaul
有限会社深見工業所では「設備の劣化防止」「安全性の確保」「効率の向上」を目的とした焼却施設の設備や機器を全面的に点検、修理、改修する焼却場のオーバーホールを行っています。
オーバーホールを適切に実施することで、焼却場の安全性、効率性、環境適合性を維持し、安定した運用を続けることができます。
主な工程
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- 01計画と準備
- オーバーホールのスケジュールを作成し、必要な資材や部品を準備します。
作業内容や手順を詳細に計画し、作業員の安全を確保するための対策を講じます。
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- 02停止と冷却
- 焼却炉を安全に停止させ、設備が十分に冷却されるのを待ちます。
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- 03点検と診断
- 設備の各部位を詳細に点検し、劣化や損傷の有無を確認します。
点検結果に基づき、修理や交換が必要な部品を特定します。
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- 04修理
- 損傷した部品や劣化した部品の修理・交換を行います。
炉内の耐火材の修復、燃焼装置の点検・修理、排ガス処理装置のメンテナンスなどが含まれます。
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- 05試運転と調整
- 修理・交換が完了した後、試運転を行い、設備の動作を確認します。
必要に応じて、燃焼条件や排ガス処理装置の調整を行います。
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- 06最終点検と再稼働
- 試運転後、最終的な点検を行い、全ての設備が正常に動作していることを確認します。
全ての作業が完了した後、焼却炉を再稼働させます。